プロフィール
はじめまして、Liberty 代表の吉田まゆみ です。
四国の香川で、夫と母と動物たち(三匹の犬、五羽のインコ、一匹のリクガメ)と賑やかに暮らしています。
ヒーリングの仕事をしながら、週に1日ボランティアで保護施設の犬たちの世話をしています。
施設でお手伝いをするようになったきっかけは、保護犬(ボランティアさんが保健所から引き出してくださった子)の里親になったからですが、子供の頃の経験が大いに関係しています。
生まれたのは島根の出雲市で(昔は、簸川郡大社町)、出雲大社のすぐ近くに実家がありました。
幼少期は両親共働きだったため日中は祖母の家に預けられていて、近くの海岸や原っぱで遊んでいました。
その当時は猫は家の中と外を自由に行き来できる飼い方がごく一般的で、避妊手術をするという考えもない時代でした。
ですから、よく遊びに行った海辺には、ときどき仔猫が捨てられているのを目にしたものです。
母親に仔猫を飼いたいと言いましたが反対され、諦めるしかありませんでした。
捨てられていた小さな小さな可愛い仔猫たちは、数日後には、無残な姿に変わり果ててしまいました。
そのたびに、自分の無力さに絶望的になり、悲しくやるせない気持ちでいっぱいになったものです。
そのような経験によって、私の中に「動物たち(小さな命)を守りたい」という願いが宿ったのです。
そして、祖母の家には、猫やカナリアや鯉が飼われて養豚もしている環境だったので、小さなときから生き物と触れ合っていたため、自然と動物好きな子に育ったように思います。
小学生低学年の頃から、その動物好きが故に次第に人間嫌いになっていきました。
私利私欲のために多くの動物の命を奪ったり、動物は痛みや苦痛を感じないかのような扱いをする人間の無情さや身勝手さを目にするにつけ、自分も同じ人間であるというのが嫌になっていき・・・この世から消えてしまいたいという思いを抱えていました。
そんな私でしたが、風邪を引いてよく行った病院で看護師さんに優しく接してもらううちに「将来は看護師さんになりたい」と、心細くなっている人に寄り添って、安心感を与えられる癒しの存在になりたいという希望を持つようになりました。
そして大きくなるに従って、動物たちの命を奪う人間が居る一方、命を救うために尽力しているのもまた人間であると理解するようになっていきました。
学校では、自分の意見や考えを言って目立つことのないように周りのみんなに合わせたり、模範的な生活態度やテストで良い点を取って先生や親に褒められるように努力していました。
そんなある日、返ってきたテストを母親に見せたときのこと。そのテストで100点の生徒はおらず、私の98点が最高点だったので褒められると期待していたのですが・・・褒められるどころか、満点に2点足りないことをダメだと言われたのです。
その母親の言葉を聞いたときはショックで「私は頑張っても報われない。完全(100点満点)でなければ、認めてもらえない」という思考になりました。
この経験が『自分のダメな部分を受け入れられない私』を形成したのだと考えられます。
他の人に認めてもらうために努力し、出来ていなくても出来ているように見せなければならないという思いから、偽りの自分を演じるという辛い時期が長く続きました。
大好きな祖母とはよくお墓参りに行き、仏教に関心があり、神話、古代文明の遺跡や失われた大陸、SF、目に見えない世界に興味のある子供でした。
だからでしょうか、友達からは「ちょっと変わっている」と言われていました。
振り返ってみれば、その頃は空想の世界と現実の世界を行ったり来たりしていたような気がします。
そして「宇宙は、どうやってできたんだろう?」「宇宙は、どこまで続いているんだろう?」「見えている宇宙の外は、どうなっているんだろう?」などと思いを巡らせていました。
また「今この目でその輝きを見ている星は、もう存在していないかもしれない」と、何とも言えない虚しさと寂しさを感じながら夜空を眺めたものです。
小学生高学年のとき、学校推薦図書の中の読みたい本を注文する際に、私は『宇宙戦争』を選びました。
とても面白そうだったので、他の子たちも注文しているだろうと信じて疑っていませんでした。
ところが本が届くと、私以外は誰一人としてその本を注文していないと知り、そのとき初めて「私って変わっているのかもしれない」と自覚したのでした。
中学校では勉強を頑張って、地元の進学校へ行きました。
好きな英語の勉強をたくさんしたかったのですが、大学受験に向けて数学Ⅱや化学など全く興味のない科目も勉強しなければならないのが苦痛になっていきました。
段々勉強する意欲も薄れていき、たびたび仮病を使って学校を休んでいました。
高校卒業後は広島の短大に進学し、そのまま広島のデパートに勤務しました。
2年で結婚退職し、兵庫で主人の家族と暮らすようになりました。
子育てをしている間は、自分が何をしたいのか? どうなっていきたいのか? を考える余裕もなく、ただただ月日が過ぎていきました。
6年後、主人の転勤により香川へ移り住み、子供が学校に上がると、子供会やPTAの役員を任されるようになりました。
様々な考えを持った保護者の方々の意見を調整したり、物事を決定して実行していくのは大変なことで、人間関係のストレスを感じるようになりました。
そのストレスの影響で、よくお菓子のやけ食いをしていました。それでも、一時的に気を紛らわすことしかできず・・・。
特に何に悩んでいるという自覚はありませんでしたが、とにかく毎日が憂鬱で楽しいことがなかったので現状を変えたいと思いながらも、何もできなくて悶々としていたのを憶えています。
そんなある日、ネット検索をしていてヒーリングをしている人と出会い、ヒーリングを受けるようなりました。
初めは、距離は関係なくお互いが離れていても、名前と生年月日、住所を相手に伝えるだけでヒーリングエネルギーが届くなんて?! と半信半疑でした。
実は、体感がなく、効果もよく分からなかったのですが「次は、何か感じられるかも。変化があるかも」という期待からヒーリングや伝授を受けていました。
仕事面では幾つかのパートを経て、介護施設で勤務しました。
介護の仕事をするきっかけが、ちょっと不思議なのです・・・。
お婆ちゃん子だったことから、お年寄りさんの世話をする仕事(介護)をしたいな~と思いながらも、叶わないと諦めて胸の内にしまっていました。
そんなある日、私が勤めていたコンビニに介護職員として働いている友達が、夜勤で食べる軽食を買いに来ました。
友達とは数年ぶりの再会だったのですが、突然「一緒に働かない?」と誘われたのです。
詳しく話を聞くと、たまたま施設で介護資格を取得できる講習を特別開催されるということでした。
それは願ってもない機会だと思い、二つ返事で受講を決めたのでした。
そのような経緯で、念願の介護士として働くようになりました。
介護の仕事では夜勤などあり身体を酷使していたので、ケアのために定期的にマッサージを受けるようになりました。
そのうち「人さまの身体のケアをする仕事をしたい」「ひとりで働きたい」と思うようになっていきました。
その後、施設勤務からヘルパーに替わり、働きながら整体スクールに通いました。
スクールを卒業すると、午前中ヘルパーの仕事、午後から整体の仕事という働き方を数年間続けました。
それから数年が経過して、リーブスのヒーリングに出会って自分なりの体感や効果を実感できるようになり、そのときの自分に必要だと感じたリーブスの講習を受講していきました。
その素晴らしい講習を自分でも教えられるようになりたいとの思いから、2017年の秋から3年間リーブストレーナーとして指導をさせていただきました。
子供の頃は周りの大人の顔色をうかがい、期待に応えようとか良い子であろうと努めてきました。
自分を抑えて制限いっぱいで大人になりましたが、ここへ来てやっと自分らしさというものを取り戻しています。
そして、関心のある分野の学びを進められていることを、とても幸せに感じます。
幼少期から「動物たちの命を守るために、私ができることは何だろう?」と自分に問い続け、犬猫保護のお手伝をするようになりました。
そこから「もっと多くの命を助けたい!!」となったとき、他にも私にできること、私だからできることがあるのではないかと思うようになりました。
それが、ヒーリングの仕事です。
一見、関連がないように思われるかもしれませんが・・・。
ペットである犬や猫は、どうしても人間に依存して生きなければならず、飼っている人の意識によって幸不幸が決まることになります。
そのため、気候や人間の生活様式などの変化によって、現代では適していない昔ながらの飼い方や考え方をしている人の意識が変わらなければ、辛い状況や環境に置かれた犬や猫が居なくなることはないでしょう。
そして、近年増加傾向にある動物虐待(適切な世話をしないネグレクトも含め)や飼育放棄、多頭飼育崩壊などは、人の心の問題を無視できません。
私がそのような深刻な心の問題を抱えた人に、直接関わらせていただくことはないかもしれません。
ですが、癒されて自分が喜びを感じる幸せな人生を送っている人が居れば、周りの人々はその人から影響を受け、自分の生き方を見直し、自分の喜びに目覚めるきっかけを得るのです。
そのようにして、癒しは広がっていくのだと信じています。
また、私にとって「命を守る」ということは、ただ生きていれば良いというものではありません。
(これは、人についても動物についても同じように考えています)
動物たちのQOL(生活の質)を見た場合、もっと人々が癒され、世の中全体がもっと愛ある社会になる必要性があると感じます。
まずは、人が各々の個性や違いを尊重し、それぞれの掛け替えのない命を大切にする世界になることを望んでいます。
すなわち、それは一人ひとりが自分らしくあり、その人が喜びを感じられる生き方をすることでもあると捉えています。
人間社会全体が自他を愛する世界になったときに初めて、本当の意味で動物たちの命も守られるようなるのだと思います。
あまりにも壮大で、あまりにも私一人の力は小さいですが、諦めずにできることを精一杯実行していきます。
理想を思い描いているだけで行動に移さなければ、何も変わらないのですから。
願いの実現を目指し、これからもご縁ある方々が幸せに向かうための癒しのお手伝いをさせていただきます。
そのような信念のもと、 LEAVES INSTITUTE 認定マスターヒーラーとして活動させていただいていましたが、2023年6月末で休止しています。
今後は、人の癒しだけではなく、動物たち(特に家族の一員として暮らしている犬や猫など)の癒しにもっと積極的に関わっていく所存です。
アセンションが進むにつれ、魂が進化してきている子たちも居て、これまでのヒーリングでは症状が改善しないケースも見受けられるようになりました。
中にはライトワーカーのような役目を担っている子、独自の誓願を持っている子などいるようですので、宇宙的なワークによる独自のサポートをご提供していく考えです。
これからも自分らしい活動を通して愛ある世界の実現を目指し、癒しの仕事に携わってまいります。